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Lost Boys Calling

Lost Boys Calling

今朝は、映画「海の上のピアニスト」の主題歌”Lost Boys Calling“が
頭の中を流れています。

この映画、主人公が「船を降りない」んですよ・・・
“I could never get off this ship. At best, I can step off my life. After all, I don’t exist for anyone.”
船を下りることはできない。それなら人生を降りたほうがいい。結局のところ僕は誰にとっても存在しない人間なのだから。
最後の最後に、主人公が船を「降りる」かどうかは、映画をご覧いただければと思いますが・・・
存在しない人間
という言葉も重いですが、
船を降りる、
つまり主人公(赤ん坊の頃から船の上で育ち、一度も陸地に上がったことがない)
にとっては、
それまで自分のいた世界、自分の基盤となっている世界
自己認識のもとになっている世界から離れて
新しい世界を見ること
そして新しい視点から、
それまで居た自分の世界の抜け殻を眺めること
だったのではないでしょうか。
だからなんだか
切なく
清らかで
愚かで
愛しく感じてしまう物語
なのかもしれません。
ところで、
この歌を歌っているのはピンクフロイドのRoger Watersさん。
素敵ですが、
それはともかくとして、
あの「風が吹くとき」のサントラも担当なさっているのですね。
レイモンド・ブリッグズ原作の「風が吹くとき」といったら、
今まさに・・・
長くなりましたので機会がありましたら別記事にします(^^;
その前にLost Boys Callingの歌詞抜粋を。
Lost Boys Calling
Come hold me now
I am not gone
I would not leave you here alone
In this dead calm beneath the waves
I can still hear those lost boys calling
ここで私と共に居て
どこにもいかないから
あなたを置き去りにはしない
静まり返った波間に
さまよえる少年たちの声が聴こえる
You could not speak
You were afraid
To take the risk of being left again
And so you tipped your hat and waved and then
You turned back up the gangway of that steel tomb again
あなたは自由に生きられなかった
怖れていたのでしょう
再び置き去りにされることを
だから別れを告げ
あの鋼鉄の棺へと帰っていった
And in Mott street in July
When I hear those seabirds cry
I hold the child
The child in the man
The clild that we leave behind
7月のモットストリートで
海鳥の声を聴きながら
私は子供を
彼の中の子供を
置き去りにしてしまった子供を抱きしめる
The spotlight fades
The boys disband
The final notes lie mute upon the sand
And in the silence of the grave
I can still hear those lost boys calling
スポットライトは消え
少年たちも姿を消す
最後の旋律が砂に吸い込まれ
墓場のような静けさの中
私にはまだ、さまよう少年たちの呼び声が聞こえる
We left them there
When they were young
The men were gone until the west was won
And now there’s nothing left but time to kill
You never took us fishin’ dad and now you never will
若かった頃に置き忘れてしまった
戦争が終わり帰って来ても
今は虚ろに流れる時を眺めるだけ
お父さんと釣りに行きたかったよ
そんなときはもう決して訪れない

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コメント

  • 楽駿 より:

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    この映画も曲も大好きです~♪
    何回でも見たい映画の1つですねww
    歌詞の意味を教えてくれて、ますます好きになりましたww
    週末にでも見ちゃおうかな♪
    うーーん、切なさが戻ってくる~。

  • SECRET: 0
    PASS:
    >楽駿さん
    あ、お好きな映画でしたか~♪
    今になってみると
    数奇な運命を辿った人物の映画という一面だけでなく
    いろいろと深いテーマがあったのかなあと
    思いました。

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