大好きな画家さんに、ぬりえセラピーの原画を描いていただいています。
素晴らしい色彩の絵をお描きになる方なのに、
今回お願いしたのは、白黒のぬりえ原画・・・
試案をいただき、またイメージをお伝えして、と
やり取りさせていただきながら、
色のない表現、それも塗り絵の原画で、
更にはセラピーの場で用いるという、
その絵には、
目的はあっても意図は無いほうがいいのだろうなと、
そんなことを思いながら、
色彩の達人から色彩を取り上げてしまったような
申し訳ない気持ちになったりもしています。
以前よく聴いていたPMDawnのBeautifulという曲は、
In a quest to become colorless…
という歌詞で始まっていましたが、
ふとその歌を思い出しました。
How does it feel to be some kind of the beautiful?
というフレーズが繰り返しでてきたのと、
Distorted, isn’t it?
というせりふが記憶に残っています。
色彩のない絵に色をのせることで生まれる
癒しとしてのぬりえセラピーですが、
今、色がないということにじっくりと向き合ってみると
それもまたひとつの到達点であるように思います。
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