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I think I am quite ready for another adventure."

I think I am quite ready for another adventure."

「ああ結構 新しい冒険に出られるというもんだ」
この頃、トールキン原作、ピーター・ジャクソン監督による映画
「指輪物語」を子供たちと一緒に再鑑賞しています。
この世のあらゆるものを統べるほどの強力な力をもった「一の指輪」
その指輪を手に入れるための冒険・・・ではなく!なんと
この世から消滅させるため、捨てるために、どえらい苦労を背負って
旅をする話、なのですよね。
どれほどの人格者でも、その指輪の近くに居ると誘惑され、
抑えていた弱みや欲がむき出しにされてしまう。なんとしてでもその
指輪の所有者になりたいという衝動を抑えられなくなる。
どんな賢者も勇者さえも御すことの出来ないその強大な力、
恐ろしい困難を経ない限り消滅させることすらできないその力は、
今見ると人類にとってのオーバーテクノロジーとしての原子力にも
喩えられるような気がしてきます。
それはさておき、
強力なパワーを得るのではなく捨てる旅、
というのはやはりインパクトがあります。
その主題とは少し離れますが、
記事のタイトルとさせていただいた言葉
“I think I am quite ready for another adventure.”というのは、
物語の後半、
年老いて、おそらくは死が間近に迫っているであろう登場人物が
その新たな旅立ちに際して、嬉々として口にする言葉です。
次の世界(あの世?)に移るとき、私もこんなふうに目を輝かせて
いられたらいいな・・・と思って書き留めておいたノートを引っ張り
出したら、もうひとつ、引用していた会話がありました。
おびただしい兵力にものを言わせた闇の軍隊に包囲され絶対絶命の
若者と、白の魔法使いガンダルフとの間で交わされた会話です。
「こんな形で終わるなんて」
ーー終わる?旅はここでは終わりはせん。
  死は、生きとし生けるものみな等しく通る道じゃ
  この世に降る灰色の雨の帳が巻き上げられ
  すべてが銀に光り輝くとき、お前にも見える
「何?ガンダルフ、何が見える?」
ーー白い砂浜、その先に太陽の降り注ぐ緑輝く大地じゃ
「そう、悪くないな」
ーーおお、悪くないとも。
Annie Lennoxさんが歌う「指輪物語第三部・王の帰還」の主題歌
タイトルは”Into the West”。
上の会話に通じる内容の深い歌詞ですね。

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