今日は私の誕生日で・・・40歳になりました。
ちょっと節目な誕生日をこういう状況下で迎えることになるとは
想像もしていませんでした。
皆さまのご安全を心からお祈りいたします。
一昨日の真夜中に、9歳の長男が突然起き上がり、
「こわいよ、助けて、助けて、死んじゃう!」と
泣きじゃくりはじめました。
「どうしたの、大丈夫だよ」
と声をかけても、抱っこしても落ち着かず、
立ち上がって部屋をグルグル歩き回りながら
「もうだめだ、怖い、たすけて」
と呻き続けます。
地震の直後から、情報を得るために、ずっとではないのですが
頻繁にTVをつけていました。
画面に映る光景を、折にふれ長男も一緒に観ていました。
観ているときには、怖いともつらいとも何とも言わず、
黙っていた長男ですが、
心の中に深く刻まれたものがあったのではないかと感じました。
本日、メルマガ「親力で決まる子供の将来 」を発行していらっしゃる
親野智可等先生から以下のような配信をいただきました。
私も内容に共感しましたので、親野先生ご了解のもと、
ご紹介いたします。少し長い引用になります。
以下、
メルマガ「親力で決まる子供の将来 」より。
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以下は、小児科の医師turubabaさんのツイッターからの引用です。
https://twitter.com/turubaba
ここから~~~~~~~
子供さんのいるご家庭はニュースを見るのはやめましょう。
子供たちの顔を見ていてあげて、話しかけてあげてください。
今は大丈夫でも、後で熱を出したりおなかを壊したりするかもしれません、ストレスで。
今日の診療中、ストレスを抱えている子供たちが多数受診。
皆さん、テレビを消しましょう。
せめて、楽しい番組の録画を見せてあげましょう。
みんな目がきょろきょろして落ち着きがなかったです。
診察中、個室でお気に入りの映像を楽しめるのでみんな目がきらきらしていました。
うれしそうにビデオを見ていました。
診察終わっても帰りたがらない子が多いのです。
おうちでは楽しいビデオを見せてあげましょう。
情報はインターネットでどうぞ。
ここまで~~~~~~~
私も同感です。
地震、津波、原発に関するテレビ番組をこの数日間ずっと見ていたご家庭も多いと思います。
それによって、かなりのストレスを溜め込んでいる子どもも多いと思われます。
子どもたちへのご配慮をお願いいたします。
災害や事故で命をなくしたり家族をなくしたりすることについて、不安を感じている子も多いと思います。
そういうことを話してきたら、まずは「こわいんだね。心配なんだね」と共感的に
たっぷり聞いてあげてください。
その後で、「だいじょうぶだよ」と言って安心させてあげるといいと思います。
抱きしめてあげるのもいいでしょう。
とにかく、安心して安らかに過ごせるようにしてあげてください。
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http://archive.mag2.com/0000119482/20110315103707000.html
親力1378より
親野智可等です。
3月13日ののメールマガジンで小児科の医師の意見を紹介しました。
http://archive.mag2.com/0000119482/20110313230627000.html
それについてのご感想をいただきましたので、紹介させていただきます。
ここから~~~~~~~
「親力で・・・」No1376の内容、はっとさせられました。
同じ日本の中でこんな大変なことが起きているから、目をそらさず
見なくては・・・!と思い週末ずっとテレビを見ていました。
子どもも一緒に、です。
「いつもの番組やらないんだね」という娘の言葉にも、「こんなと
きに何言っているの!」と叱ってしまいました。
でも先生のメルマガを見て反省しました。
大人にもショッキングな映像、子どもの心にはどのように届いていたのでしょう・・・
私の周りの親たちにもぜひ知らせたく、ブログに引用させていただきます。
ここまで~~~~~~~
日本中の親御さんたちが同じ気持ちでいると思います。
「目をそらさず見なくては。子どもにも見せなくては」という気持ちです。
こういう気持ちはある意味大切なことだと思います。
でも、子どもについては一定の配慮が必要です。
というのも、子どもは大人と同じようにはいかないからです。
一言で言えば、刺激やストレスに対する抵抗力が弱いのです。
たとえテレビや新聞の映像であっても、その刺激やストレスが過度
になればPTSD(心的外傷後ストレス障害)に近いものが出る可能性がないとは言えません。
大人にとっても今まで経験したことのないようなショッキングな映像なのですから。
そして、大人ですら体調がおかしくなったり元気がなくなったりしている人がいるくらいですから。
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引用は、以上です。
さきほどまた、長男がうなされました。
「怖いよ、お母さん、どこにいるの、一人にしないで」
と泣きました。
「ここにいるよ」と抱っこしてもなかなか落ち着かず、
「怖い・・・地震・・・」
と小さくつぶやきました。
昼間は、何も言わず、小学校からの集団下校のときも
友達と一緒にワイワイと帰り、
漫画を読んで笑ったりしていた長男ですが、
怖かったのだなと思います。
今週は外出の予定もキャンセルさせていただきました。
家族を見守りながら
自分の心を落ち着けて、祈りたいと思います。
どうかみなさんがご無事に、
一日も早く安心して暮らせる日本に戻りますように。
私たちひとりひとりの、心の中の平和と勇気が
支えとなり絆となってくれますように。
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お誕生日おめでとう御座います。
私のところも、地震の翌日から2日間昼間、孫達と娘が遊びに来ていました。
確かに、TVをつけっぱなしで、ニュースをみていました。
二日目、孫達は耐え切れず、ビデオ見たいとせがみました。
2歳の孫は、「サザエさん」を見て上機嫌でした。