「こころカフェゆるの木」カウンセリング、カラーセラピー、レイキのサロン&スクール

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花さき山

花さき山

この秋から子供の小学校で「読み聞かせボランティア」を始め、

今日は二回目の読み聞かせ日でした。

候補としていただいた2冊の本のうち1冊がこの、「花さき山」。

ユルブログ2

「花さき山」斎藤隆介(著)、滝平二郎(イラスト)

岩崎書店 \1,260

「モチモチの木」「八郎」など他の名作も

こちらの著者・画家の共作で出版されており、

表紙に見覚えのある方も多いのでは。

私も、子供の頃に図書館で読んだことがあるのですが、

その頃は、

暗く物悲しく、教訓の入ったお話だなあと

思ったような記憶があります。

ところが、30年を経た今、読んでみると

胸を揺さぶられるような感動とともに

突き刺すような悲しみ、切なさ、

でもそこに流れる暖かいものが心に響き・・・

ボロボロ泣いてしまいました。

いかん、これは読み聞かせられない。

嗚咽してしまう。

それにしても、

辛抱すること、

自分ではない誰かの喜びのために動くことを、

こんなに素敵なことに変えることができるとは

なんという救いでしょう。

単に「我慢せよ」「自分より人を大事に」

というご教訓ではなかったのでした。

人が一番喜べるのは

自分以外の人が喜んでいるときなのだと、

悲しくさびしい思いの中に見出したとき、

花が咲く。

その晴れやかな光景を

イメージしながら生きていけたら

贅沢なことだなと

思います。

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