「こころカフェゆるの木」カウンセリング、カラーセラピー、レイキのサロン＆スクール

眠れない新月の晩、ふと、うとうとしていると 座っている私の横に、誰かが歩み寄ってきて、正座した。私がよく知っている子どもの顔だ、と思った。 でもその横顔はいつの間にか面長になり、背筋が伸び、 青年の姿になっていた。 やがて、青年は大人の顔になり、 そして見るまに老いていった。 そのとき初めてこちらに顔を向けたその老人には 確かにあの子どもの面差しがあった。 人生はこうして流れゆくのだと、刺すような後悔を感じながら、今の時間を大切にしようと思った。