幼いころに、「お母さんが私を置いて行ってしまう」夢を見たり
イメージが浮かんだりして
ふと不安に襲われた記憶をたどってみると
私はいつも
その頃住んでいた家の近くの神社を思い出します。
私は母と一緒にその神社に遊びに行き
あちこち探索して
ひょっこり顔をあげると思いがけず離れたところに
母がいる
おかあさん、と呼ぶと
笑いながらこちらを振り返るのだけど
そのまま、遠くにいる
急に影が差すように不安になって
おかあさん、と呼んだ声が声にならず
母はなんだか
天女のような微笑みを浮かべて
子どもなどいない人のような顔をして
どこかに行こうとしている
あの振り返った母の表情は
きっと私の想像で
実際にそんなことがあったわけではないはずなのだけど
わからない。2歳くらいの時のことだから。
でもその風景は
私の中にずっと保管されていて、
ふとしたときに再生される。
どうということもないのだけれど
張り付いている。
今ではなんともないちょっと寂しげな風景を
今朝また、ふわりと思い出しました。
母と不安と微笑みと神社
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