あるとき霧が晴れるように、すっきりする瞬間があって、
苦しかった時がまるで幻想だったかのように、
もうこれで生まれ変わったのだと、
二度と、
先が見えなくなったり、
自信を失ったり、
タールのような暗闇に囚われて進めなくなったりはしないのだと、
明日からはずっと清々しく生きることを決意したりする。
それは、迷いと迷いの間の素敵な晴れ間なのだと、どうやらそういうふうに世界は出来ているのだと、
私たちは、
わかっているけれど、何度でも決意する。
晴れ間を仰ぐ
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