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三つめに、思う

三つめに、思う

子供たちが、
今年の春休みに公開されたドラえもん映画
「のび太と鉄人兵団」のDVDを観ていました。
こんなお話です。

ある星で、科学者が、一番はじめのロボットを作りました。
科学者は、ロボットたちがお互いにより優れたいという
思いを持ち競い合えば、社会が発展すると考え、
ロボットに「競争心」を植えつけます。
やがてロボットたちが築いた世界は
貧富の差が激しく争いの絶えない世界でした。
その世界に奴隷として生きる少女がいます。
冒頭、その少女の声でしょうか、
美しい歌とともに物語が始まりました。
~~~
一つめは、愛
あなたとわたしはひとつ
二つめは、願い
あなたはあなた
わたしはわたし
三つめに、思う
あなたはなあに?
わたしはなあに?
~~~
やがて物語は、
更なる労働力を求めたロボットたちが地球侵略を狙い、、
と展開していきます。
奴隷の少女は、地球の子供たちとの交流を通して
優しさに触れ、故郷と地球との間で心を揺らすようになります。
そして最後に彼女が選んだ解決方法は、
利己主義の塊になってしまった自分たちの世界を、
その進化してきた過程のすべてを
「なかったことにする」ことでした。
春休みのドラえもんがこんなすごい話になってるとは

知らなかった!!
リメイク版ですが、オリジナルも未見でしたのでびっくりしました。
物語の中では、ロボットの世界は愛のない悪の国、
地球は、思いやりと優しさのある素敵な国のように対比されていますが、
私たちの今の地球がロボットの国と同じでないと言えるでしょうか。
もし私たちの歴史が悪だとしたら、
私たちはその歴史を「なかったことに」する決断が下されたとき、
どう思うでしょう。
もしも私が神様なら、今の地球を、人間を観て嘆息するでしょう。
悪いことも強欲なことも残酷なこともそこかしこに溢れて
もうどうしようもなくなってしまってる。
だから、
でも、
すべてを消せるとしても、それをするかしら。
こういう物語のエンディングでは大抵
「いやいや人間もまだ捨てたものじゃない。もう少し、
良い方向に向かえるはずだから猶予を与えて見守りましょう」
ってなりますよね。
同じドラえもんでも、数年前の「緑の巨神兵」では、そうでした。
でも今回は違った。
消えたのはロボットの星でしたが、本当は?
ともあれ、ロボットの世界が消えた後、
始まりの歌は、こんなふうに歌詞が変わっていました。
~~~
・・・三つめに、思う
あなたは
わたし
わたしは
あなた
~~~
みんな、ひとつの何か、
どこかから
生まれたのでしょうね。
そこに還るというか

いつもそこに居るということは

忘れているけど。

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