曇ってる日はなんだか寂しい。
サビシー
って呟きながら歩いている。
ひとりの時は、それでもひとり、
サビシーサビシーを食べながら、
歩いてひとり、帰ってひとり。
家族がいてもひとり。
今では、きっと手を伸ばせばすぐに、
笑いかけてくれるひとがいる。
だから寂しくなると
もうサビシーを呑み込もうとせず、
飢えたように
今すぐに誰かの声をきき、
笑い顔を見たいと
思っている自分に気づいて
その貪欲さがちょっと嫌になった。
サビシサはどろどろと
体にまとわりついている。
欲張りはきっと
体に悪い。
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