私とレイキとの直接的なかかわりは、タイ古式マッサージや、リフレクソロジーを学んだ後になってから始まりました。手を使ったセラピーを行っていく中で、技術としての施術だけでなく、手を当てることそのものによって生じる効果をきちんと理解して用いたいという思いが生じてきたのです。
もともと、子供の頃から気の感覚や「手から何か出るよね」という実感は日常的に経験していて、試験前には頭に手を当てたり、おデートの前には顔に手を当てたり(笑)していたくらいなのですが、何か特別なこととは考えず、むしろ誰でも使えるありふれた「気」のようなものととらえており、特定の手法として学ぼうと思ったことはありませんでした。けれども前述のとおり、手技を実践していく中で、ひとつの手法として体系立てて理解してみるのも良いのではないかと考えるようになったのでした。
レイキを行いはじめた当初は、他のセラピーとの併用し効果が高まればよいと考えていたのですが、実際に行ってみるとむしろ、レイキだけを行う時間をタップリ取りたいと思うくらい、優れたセラピーであるということを実感するようになりました。
実際に、他の施術と組み合わせてレイキを行わせていただくと、回を追うにつれ「手を当てるだけのやつが気持ちよかったからもっとやってほしい」というリクエストをいただくことが珍しくありません。
レイキは、施術に圧をかけません(力を入れて押したり揉んだりしません)。体に軽くタッチしながら施術しますが、タッチといっても、自然に「手を置く」くらいのソフトな用い方をします。
にもかかわらず、レイキは、他のセラピーと比べても、とりわけパワフルで、効果も感じられやすく、シンプルで続けやすいという点でも優れた手法だと思います。
もともと人が自然に備えている気を流す力とはいえ、体系立てて学ぶことなく他の施術のみを行うよりも、ずっと効果的に気を取り入れた施術が出来るようになり、学んでよかったです。
個人的にも、レイキはとても気に入っていて、いっそ「レイキ屋さん」という看板をかかげてレイキ専門店を開こうかと思うこともあるくらいなのですが(笑)ほかにもいろいろ魅力的なセラピーがありますので(笑)まだ実現せずにいるところです。
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